いのちの現場で したたかに生きる看護婦を追って・10
生きている証拠
長岡 房枝
1
1(株)日本軽金属診療室
pp.1165-1167
発行日 1981年10月1日
Published Date 1981/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919371
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
‘私の葬式の晩には“さんざん働いて死んでしまった平沢幸子はなんとかわいそうな人だろう”なんて言わないでね.いくつになっても私は精いっぱい働いて満足して死ぬつもりだから……’
G県O市の下町にある市立K産院の看護婦平沢幸子(36歳,仮名)さんが開口一番私に言った言葉である.今月は彼女のユニークな生きざまをご紹介したい.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.