特集 手で思索する看護
自らの実践行動が創造につながる
近藤 佳子
1
1国立岡山病院内科病棟
pp.254-258
発行日 1979年3月1日
Published Date 1979/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918625
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はじめに
現代医療の中で看護婦の人手不足が言われ出してから久しい,定員比率の問題もあろうが,目覚ましい医学の発展に伴い,看護婦に任される医療処置の増加,また人手を要する処置の増加もその大きな原因の1つである思われます.
私の働くCCUは規模も小さく(2床,年間看護婦の24時間稼動日は150日ほど),設備も十分とはいえないが,ME機器を使用し,様々なコード,チューブを着けた患者さんを看てゆくには,必要な知識を持ち,鋭い観察力を有し,的確な手技で処置ができることが大切です.
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