特集 看護評価へのアプローチ
医療評価における看護評価の重要性
津田 豊和
1
1病院管理研究所
pp.29
発行日 1972年1月1日
Published Date 1972/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917553
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病院で行なわれている医療は,たえず前進するとともに,いまや一方では反省の時期にもはいってきた.医療過誤の問題はこの反省を促進させている因子の大きな1つである.
医療評価は患者に対して行なわれた医療を反省検討し,欠点や弱点を正し,あすの医療をよりよくするためのものであり,決して病院や医療職員のあらさがしでもなく,また勤務評定でもない.医療過誤をおこさないための事前防止策ともいえよう.
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