ベッドサイドの看護
下肢切断患者の自立への援助
高柳 潤子
1
1岡山大学医学部付属病院理学療法部
pp.531-534
発行日 1974年5月1日
Published Date 1974/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917010
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Ⅰ.はじめに
下肢切断ということが,患者に及ぼす影響は極めて大きく,その人生を狂わせてしまう人さえある.しかし医療の進歩と,患者を取り巻く人々の暖かい励ましにより,次第に改善されつつある.このたび下肢切断患者の心理を確認し,わずかながらでも,自立への援助ができればと考え,積極的な働き掛けを試みた一患者とその家族の協力により,理学療法部での看護を通して得たことを発表したい.
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