——
看護場面における観察
森 まさ子
1
1日本赤十字中央女子短期大学
pp.1246-1252
発行日 1973年10月1日
Published Date 1973/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916771
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
看護行動を決定し実践する過程で,その基盤になるのは‘観察’である.対象としての患者の状態・状況をどのような場面で,どのようにとらえたか,そしてそれを,どのように判断したかによって看護活動に大きな変化をもたらすことがある.
また同じ状況に接していながら,対人関係や能力の差,問題意識の程度によって受けとめ方が違っている場合がある,同一患者においても,それぞれの場面や状況下において,いろいろに変化して反応を示すことも多い.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.