リハビリテーション看護を考える・11
歩行・作業療法・ADL
上田 敏
1
1東大病院リハビリテーション部
pp.1624-1626
発行日 1972年12月1日
Published Date 1972/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916526
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早いものでこの連載をはじめてからもう1年がたってしまった.途中国際学会に出席のため、心ならずも1回お休みをしてしまったため,11回という中途半端なところで一応の終わりとすることになった.もう少し続けたい気持ちもないではないのだが,一方どれだけ書いても書きつくせないという気持ちも強い.抽象的な議論が多く,具体性に乏しいと感じた方があったかもしれないが,それはまた何らかの形で補うことにしたい.今回は最後にふさわしく,PTにとって一番大事な歩行のこと,OTにとって一番大事な上肢の訓練と日常生活動作のことをとりあげて,それとナースの仕事とのかかわり合いをさぐってみよう.
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