特集 新カリキュラムと臨床看護
私の受けた教育と臨床看護
問題の多い医療体制の中で
内田 貴美子
1
1東洋医科大学病院内科病棟
pp.1433-1434
発行日 1972年11月1日
Published Date 1972/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916484
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‘看護というものは,保健・治療・予防を総括的に考え,あらゆる健康レベルの人を討象に,それぞれに持つヘルスニードを把握し,それにあったヘルスケアを行なうこと,であり,それら人間の健康レベルを大きく2つに分け,健康領域にある人は保健所で,疾病領域にある人には病院でそれぞれ看護を受けるしくみになっている.
そして私たち看護婦はその疾病領域にある人を看護するのが仕事である’という看護の基本的考え方を,新しいカリキュラムに基づいた教育法により教えられ,私自身,看護とはそうあるべきだと考えている.しかし,
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