Medical Topics
いわゆる肝臓食の脂質,他
Tz
pp.48-49
発行日 1970年6月1日
Published Date 1970/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914910
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多分,黄疸など肝臓病の患者が一般に脂肪分(以下,脂質と記す)の多い,アブラッコイ食物をきらうからでしょうが,いまだに肝炎などの治療にあたって脂質を制限する傾向があります。
肝硬変症の治療に,1日蛋白質140g,脂質175g,総カロリー3,600以上という濃厚な食事を用いて,みごとな成績をあげたPatekとPostの報告(1941年)いらい,高カロリー・高蛋白質・高ビタミン(脂質も特に制限せず)とするのが新しい治療方針とされてきました。
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