Medical Topics
付属産院をもつ小児病院,他
Tz
pp.110-111
発行日 1971年2月1日
Published Date 1971/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661915931
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日本最初の小児総合病院は東京と大阪に1965年につくられました。その後,神奈川・兵庫両県にもできました(1970年)。現在四つあるわけです。しかし世界で最初にこの種の病院がパリにつくられたのは,実に1802年のことです。以来先進国で主要都市につぎつぎとつくられてきた小児病院の歴史からみて,日本は完全に150年以上遅れています。
小児医学の画期的な進展は,それら小児病院の発達の歴史とまったく符節を合わしていることを高津忠夫教授(杏林大学)が指摘し,このままでは日本は東南アジアや中南米諸国よりも遅れるだろうと警告しておられます(からだの科学・No. 35)。
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