医学と看護・9月のテーマ
肝性昏睡の看護
宮川 まつ
1
,
藤木 喜美枝
1
1日大医学部付属病院第一内科
pp.59-62
発行日 1967年9月1日
Published Date 1967/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913280
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はじめに
肝性昏睡は重篤な肝疾患の終末像として,またはその経過中の合併症として起こり,その多くは致命的な結末にいたるものである。それゆえ,古くからその成因・治療・看護が重視されている。私たちは急性黄色肝萎縮による肝性昏睡の前駆期状態で入院し,数日で死亡した1例を中心に,肝性昏睡の看護について2,3の考察を加えここに紹介します。
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