看護の潮 転期にたつ看護教育
新カリキュラムに思う
看護教育制度のあゆみ
伊藤 隆子
1
1厚生省医務局看護課
pp.20-22
発行日 1966年12月1日
Published Date 1966/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912958
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看護教育を規制している保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則の改正がいよいよ実現されようという時期にきている。現在の構想ではまず看護婦,准看護婦の部分を改正し,続いて保健婦,助産婦にも改訂を加えていこうとしている。
看護教育を改めていく必要性は,看護という仕事が社会の要望にあわせてその内容を高めていかねばならないことと同時に,看護関係者の念願であった教育機関の整備と,そこで行なわれる学習方法が各種の無駄をはぶきより効率的に行なわれるとともに,視野の広い人間性の豊かな看護職員の育成ということにあると思われる。
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