Student's page 国立名古屋病院附属高等看護学院
あゆみ
津田 充子
,
梅田 美智子
,
久野 敦子
,
中村 嘉久
,
関 マツ
pp.40-44
発行日 1956年1月15日
Published Date 1956/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910037
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名古屋市の中心ながら,市役所県庁の官庁街に隣接,一方は名古屋城跡のため,都会の騒音から離れて立つ看護学院,桜の木にかこまれた一棟の校舎と三棟の寮がそれで有る。
社会人として独立した生活のために,女の仕事である看護婦を望み,各地より入学試験に合格して入学して来る学生数は,毎年30名内外。3年間に深山の期待と希望を持つて,又白衣にほのかな憧憬をも手伝つて入学し,ボストンバツクを定められた部屋においた日から,看護学院生としての生活が始まる。そして「内科学」「……学」と,耳慣れない教科書で机にむかつているうち,看護婦としての生活への一歩へとすべり込んで行く。
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