看護□食事療法
糖尿病・肝臓病合併症の食事
宮川 哲子
1
1虎の門病院栄養部
pp.72
発行日 1966年2月1日
Published Date 1966/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912636
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○肝臓疾患の場合の食事
肝臓は栄養素の代謝,ことに脂肪に最も関係があり,また解毒機能をもっている大切な臓器ですので,この疾病の場合の食事療法の方針は肝臓を庇護することで,それには高カロリー,高蛋白,十分な糖質,ミネラル,ビタミンを豊富に供給し,脂肪および塩分をある程度制限します。前述したように肝炎の場合の栄養量は
熱 量 2,200Cal
蛋白質 70〜80g
脂 質 30g
が多く用いられます。
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