座談会
准看護婦の進学コースをめぐつて
石井 喜久子
1
,
渡辺 もとえ
2
,
宮澤 芳子
3
,
中館 カチ
4
,
瀧川 キタ
5
1厚生省医事課
2東京都庁看護課
3昭和医科大学附属准看護婦学校
4交通局病院
5国立村山療養所
pp.58-71
発行日 1957年2月15日
Published Date 1957/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910289
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
昭和26年9月1日に准看護婦の制度が設けられ,23年には卒業生を出し,32年3月には,業務経験3年に達した准看護婦が出来るわけになる。看護学雑誌にも「准看護の進学の道はどうなつているか」という質問が半年位前から頻繁であつた。31年10月に「保健婦,助産婦,看護婦学校養成所指定規則の一部を改正する省令」が公布され,准看から看護婦への道がようやく開かれた,しかしそれが,具体的に発展する為にはいろいろの問題があるだろう。看護学雑誌では,厚生省と養成所の先生方をお招きして,その問題点と見通しについてお話していただいた。
Copyright © 1957, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.