ナースの作文
患者からの声,他
M
pp.38-41
発行日 1956年11月15日
Published Date 1956/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910235
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1時間半にわたつた手術が無事に終え,病室に運ばれた私は,其処に誰と誰が居たのかわからなかつたがとにかく附添に駈けつけた看護婦さんが,熱いお湯で私のもゝを一生懸命揉んで居るのに気がついた。
8月の太陽はいやが上にも照りついて,病室の中はむんむんする。其の中で汗を滝の様に洗し乍ら揉んでくれて居る看護婦さんの姿を見た時私の心は感謝で一杯になつた。
Copyright © 1956, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.