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看護婦の職業と家庭生活の両立
岩間 愛子
1
1茨城県立内原精神病院
pp.58-59
発行日 1956年2月15日
Published Date 1956/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910064
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近頃盛に看護婦が結婚後も勤務を継続する事が,出来得るか否やについての問題を見聞するが,実に此の問題は私達看護婦の将来と密接な関係があるので,私達の大きな関心事なのです。
例えば,現在の様に看護婦に寄宿舎制度を強制して行つたと致しますと,准看護婦が17歳,甲種看護婦が,21歳で卒業し,此の人達が普通25〜26歳前後で,結婚生活に入ると仮定し,前者は5〜8年,後者は2〜5年位しか就業期間がないのではないでしようか。
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