特集 小児科医の将来を考える-あなたは10年後のあなたと向き合えますか-
女性医師が活躍できるためには? めざせ!育児・家庭との両立
惠谷 ゆり
1
1大阪府立病院機構大阪母子医療センター 消化器・内分泌科
キーワード:
育児
,
労働衛生
,
女性医師
,
小児科医
,
ワークライフバランス
Keyword:
Child Rearing
,
Pediatricians
,
Occupational Health
,
Physicians, Women
,
Work-Life Balance
pp.1039-1044
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020328045
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●小児科医としての仕事と育児・家庭との両立を困難にしている大きな要因はいわゆる「性別役割分担意識」である。●女性が医師として活躍し、キャリアアップしていくためには、そのパートナーが夫や父親として活躍し、家庭人としてキャリアアップしてもらうことが不可欠である。●職場全体の勤務環境の改善に取り組み、仕事量を抑えて働く女性医師をカバーする同僚医師の負担軽減をはかることが重要である。
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