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看護重宝事典(38)—家庭電気の話
沼畑 金四郞
pp.50-53
発行日 1955年7月15日
Published Date 1955/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909876
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シーリング・ブロックCeiling blcek
安全器を通つた配線は天井裏に出て,それから天井を通つて電燈に来るが,このとき天井に瀬戸のお碗形のものがある。これをシーリング・ブロツクとか,又略してシーリングという。天井という意味である。
このシーリングには旧式のものと新式のものとがある。第1図左は旧式で蓋を逆にまわすと,とれてコードに沿うて下りてくる。基部をみると,3片の金属片が両端にネジをもつてついている。そしてその金属の間に5アンペアのフュウズが1本ついている。若し家庭内で只一燈だけ電燈が消えたときは,このシーリングのフュウズが切れたか,又ソケツトの故障である。
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