看護學講座
内科學
橋本 寛敏
pp.45-58
発行日 1946年11月15日
Published Date 1946/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906140
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
呼吸器病
體内燃燒に必要なる酸素を空氣より攝り,血液に吸收し,血液内にある不用の炭酸ガスを空氣中に排泄するのが呼吸器の役目である。此のガス交換を實際に行ふのが肺で,それが外界と通じる路は氣道である。
同樣のガス交換が血液と組織との間にもあるが,之を組織呼吸と謂ふ。肺の呼吸に故障があれば,その影響は組織呼吸にも及ぶ。
Copyright © 1946, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.