招待席
久常 節子—理想を現実にする力を与えたい—豊かな看護教育を
齋藤 訓子
1
,
久常 節子
2
1日本看護協会
2慶応義塾大学看護医療学部
pp.393-397
発行日 2001年5月1日
Published Date 2001/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906022
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——先生は,この春開設の慶應義塾大学看護医療学部で教授として立ち上げにかかわってこられたとうかがいました.第一期生となる学生について,どのような印象をお持ちですか.
久常 昨日,看護学科の最終の面接で20名ほどの受験生と話をしました.「おお,これが同士になる人々か」(笑)と思うと嬉しくて心強く思いました.その時いろいろと新鮮な感動を覚えたのですが,そのうちの1つは,最初から看護が志望だったことです.慶應だったらどこでも,というのではなく,看護を学びたいから来ている.新しい学部で実績がないのに,慶應という「のれん」を評価してくれたわけですね.
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