特別記事
[対談]寝たきりを防ぎ・治す全人間的アプローチ①—腹臥位療法と音楽運動療法の実践から
有働 尚子
1
,
川島 みどり
2
1親仁会みさき病院神経内科
2健和会臨床看護学研究所
pp.1046-1051
発行日 1998年11月1日
Published Date 1998/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905709
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川島 私は,先生が厚生省長寿科学総合研究の高齢者の心身機能に関する研究班でなさった「低ADL(高齢)患者における腹臥位療法の効果について」という論文を一気に読ませていただきました.本当に,いただいてから帰るまでに電車のなかで読んでしまったというくらい,夢中で読みました.その後,『看護学雑誌』7月号に掲載された「低ADL(高齢)患者に対する腹臥位療法のすすめ」も読ませていただきました.
そして,すみずみに私たちが日頃考えていることと共通の考え方とその裏付けがきちんと書かれていて,とてもうれしく思いました.また,私たちは3年前からパーキンソン病患者さんに音楽運動療法をとおして深くかかわっていますが,そのなかで感じていたことを,先生にぜひお伺いしたいと思いました.
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