特集 服薬の行動科学—「指導」から「援助」へ
「指導」から「援助」へ—他職種からの提言
今村 顕史
1
,
山下 博民
2
,
山本 博之
3
1都立駒込病院感染症科
2関西医科大学附属洛西ニュータウン病院
3東京都衛生局医療福祉部エイズ対策室
pp.1041-1044
発行日 1998年11月1日
Published Date 1998/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905708
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医師として思うこと
「指導」から「援助」への背景にあるもの
現在,HIV感染症の医療現場では服薬「指導」から服薬「援助」へ,そして従来使われてきた「コンプライアンス」という言葉が「アドヒアランス」という用語と比較されるようになってきています.このことが問題となり,広がってきた背景には次のような原因があげられます.
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