グラフ
質の高い日常ケアで患者の障害受容過程を援助する—脊損医療の最前線で看護の専門性をみる
八木 保
,
本誌編集室
pp.202-207
発行日 1998年3月1日
Published Date 1998/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905540
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総合せき損センターは,労働省が構想,労働福祉事業団が設置主体となり1979(昭和54)年にオープンした脊損の専門医療機関である.当時,欧米諸国に比べて日本の脊損患者の療養期間が長期化し,社会復帰が著しく遅れていたことから,初期治療から社会復帰まで一貫した施設を目指して創設された.
150床,3看護単位.患者の40〜50%を脊損(頸損を含む)患者が占めている.入院患者の約20%は福岡県外の居住者である.
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