特集 現場から語る准看問題
「准看養成停止」と求められる看護・看護教育
看護の専門性発揮のために准看制度の「廃止」を望む
長谷川 美栄子
1
1厚別老人保健施設ディ・グリューネン副施設
pp.643-645
発行日 1997年7月1日
Published Date 1997/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905382
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私が看護婦になって,初めて臨床に出たのは,2・8(ニツパチ)体制が敷かれ1人夜勤から2人夜勤になった頃だった.職場の先輩は准看護婦が圧倒的に多く,手とり足とり仕事を教わった.その時代の先輩たちとの思い出は,終生忘れることのできないものとなっている.
今,「准看養成停止」の方向を示す朗報に,先輩たちへの感謝と,看護婦への移行がスムースに行なわれることを祈って稿を進めたい.
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