研究と報告
脊髄性進行性筋萎縮症(SPMA)患者の在宅人工呼吸器療法に向けての援助
山門 都季子
1
,
椙山 優子
1
,
藤野 育子
1
,
松本 きよ子
1
,
有本 仁美
1
,
小川 仁恵
1
,
馬場 博子
1
1済生会和歌山病院看護部
pp.1060-1063
発行日 1995年11月1日
Published Date 1995/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904935
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はじめに
近年,長期人工呼吸器療法をできるだけ在宅で行なおうとする気運が高まりつつある.身体は随意的に動かせないが,意識が清明な患者が家族とともに療養生活を送れるならば,その余生は,より充実したものになると考えられる.今回,脊髄性進行性筋萎縮症(以下SPMAと略す)の患者に対し,はじめて在宅人工呼吸器療法に向けての指導および援助を行なったのでここに報告する.
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