グラフ
忍び寄る「災害」をにらむ—わが国初の広域災害対応医療施設、国立病院東京災害医療センターがオープン
西 法正
,
八木 保
,
本誌
pp.1009-1013
発行日 1995年11月1日
Published Date 1995/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904925
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今年1月,死亡者5500人を超える大被害をもたらした阪神・淡路大震災では,自然の恐ろしさを改めて知らされるとともに,その対策,つまり自然災害や大規模な事故に対応できる危機管理,および医療施設を中心とした災害医療システムの整備という課題が明確になった.
大震災での教訓をもとに,厚生省では新たに研究班を設け,また都道府県や政令指定市など自治体レベルでは「地域防災計画」での地震発生時の被害想定の見直しが検討されはじめるなど,ここにきてにわかに「災害」に対する対策がとられるようになってきた.
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