連載 [インタビュー]第一線に飛び出した修士ナースたち・4
日本的な看護サービスをめざして
井部 俊子
,
山田 雅子
1
1セコムトウェンティーフォー(株)
pp.337-340
発行日 1993年4月1日
Published Date 1993/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904246
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看護が商売として成り立つと考えて
井部 聖路加看護大学大学院の博士課程前期(修士課程)を終えて,セコムという企業に入られたわけですが,セコムトウェンティフォーという部門は,商売として看護を提供するところと理解してよろしいでしょうか.
山田 誤りはないと思います.でも,あまりそれは言ってくれるなと会社からは言われています.私は看護が商売として成り立つと考えて,セコムに入りました.建前はどうであれ,本音はやっぱりお金がもうからないと成り立っていかないわけで,よくない看護は売れないという原理はそのまま当てはまると思います.会社としては,新しい日本の医療システムを作るんだという,そういう前向きな,果敢なところを前面に出したいという考えはあるみたいですね.
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