特集 もっと自分を広げよう!
[座談会]社会人にも門戸開放を!—開かれた看護界をめざして
中西 睦子
1
,
圷 千代子
2
,
末安 民生
3,5
,
岩下 清子
4
1広島大学
2東京都立医療技術短期大学
3池袋慈友クリニック相談室
4日本看護協会普及開発部
5成増厚生病院地域精神保健推進部
pp.139-144
発行日 1993年2月1日
Published Date 1993/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904199
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看護界にもっと多様な人を受け入れよう
岩下 まず導入として,末安さんからこの座談の狙いをお話しいただきたいと思います.
末安 この2, 3年,看護婦問題が社会的にも取り上げられるようになり,行政の動きも出てきていますが,根底的には看護の仕事の意味づけは何も変わっていないのではないかと思います.また一方では看護婦の「社会性のなさ」を,他の職種の人から指摘され,歯がゆさを感じているわけです.看護職を仕事として見た場合の社会化は,どのように図られるべきなのかということを常日頃から感じてきました.
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