連載 症状の起こるメカニズム[観察のポイント]・33
出血傾向
橋本 信也
1
1東京慈恵会医科大学第3内科
pp.772-775
発行日 1991年9月1日
Published Date 1991/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900453
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出血傾向とは
出血傾向とは,これといった原因がなく自然に出血したり,あるいはわずかの刺激による出血が容易に止血しない場合をいいます.
出血傾向の起こる原因としてはさまざまなことが考えられますが,血管壁の異常,血小板の異常,凝固能の低下,線溶系の亢進などを挙げることができます.
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