特集 いつまでもフレッシュで!—ナース自身の健康管理
私たちの健康管理—“看護婦の不養生”にならないために
元気印の私のやり方!
玉置 玲子
pp.347-349
発行日 1990年4月1日
Published Date 1990/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900091
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新人時代のつらい思い出
新人の頃は,看護学校で3年間みっちり学んできたとはいうものの,現場では右も左も分からない有り様だった.手とり足とり先輩ナースの指導を受け,また1から勉強をしている.そんな頼りない私でも,患者さんの前では1人前の看護婦でなければならない.オリエンテーションの期間はほんのわずかで,すぐに他の先輩ナースと同じだけの患者さんを受け持ち,夜勤では3人のうちの1人として,がんばらなければならない.本当に身体的にも精神的にもつらい毎日でした.最初の3か月で,体重が6kgほど減ったことを覚えています.
こんな調子だから,これから看護婦を続けていくことができるのかと思ったこともあった.それから4年間,大きな病気をすることもなく,人からも“元気印の玉ちゃん”と呼ばれるほど健康に過ごしている.
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