連載 世界のリーダーに聞く・5
自分のやり方だけが唯一最上ではない
コンスタンス ホラレン
1
,
阿部 俊子
2
Toshiko Abe
2
1ICN
2イリノイ大学シカゴ校看護博士課程
pp.448-451
発行日 1996年5月1日
Published Date 1996/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905083
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ホラレン(Constance Holleran)氏はICN(International Council for Nurses)のスイス・ジュネーブ本部で実務責任者の代表として1996年2月まで15年間活躍していた.今年(1996年)なかばにはICN代表の任務を終えてアメリカに戻られる.後任にはカナダ人ジュディス・オルトン(Judith Oulton)氏が就任した.カナダは公衆衛生も進んだ,フェミニストの土台もしっかりした土地柄なので,今後のICNの動きが楽しみだ.
日本の看護協会の会員数は1995年現在でICNの会員国のなかでトップであった.ICNに支払う各国の会費は,国ごとに異なる.その国のGNPから会員1人あたりのICNへの会費が計算される.その会費に会員数を掛けることによって,その国のICNへの年間支払い会費が査定される.ほかに主な大規模な看護協会のある国はイギリス,アメリカである.
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