グラフ
診療所は元気印—地域にとけこむ岡山市・三宅医院
鈴井 江三子
1
,
八木 保
,
本誌
1三宅医院
pp.935-938
発行日 1986年11月25日
Published Date 1986/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206991
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私の勤務する三宅医院は岡山駅から車で20分ほどの新興住宅地にあります.全国に産科診療所はたくさんありますが,当医院ほどハリキリスタッフのいるところは少ないのではないかと,ひそかに自慢しています,なにしろ院長と助産婦が率先してレオタードに身をつつみ,妊婦さんをさしおいて(?),エアロビクスやシェイプアップに余念がないのですから,でも,これが効を奏したのか私たちに負けじと、妊婦さんも褥婦さんも,子どもたちもオジサマも健康づくりは自分たち自身でとはりきってくれています.
私は昭秘55年に岡山大学医学部附属助産婦学校を卒業,この三宅医院に就職しました.同級生のほとんどが大きな病院に就職したなかで,私は一種変り種だったといえましょう.でも,助産婦としての主体性が思う存分発揮できる地域の診療所で働けたことは,とてもやりがいがあり正解でした.
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