特集 ここまでできる! 外来看護―知恵を絞って成果につなげる
専任看護師が運営するストーマ外来―専門性を明確にした継続的なかかわり
佐藤 理子
1
1亀田総合病院看護管理部
pp.979-983
発行日 2004年10月1日
Published Date 2004/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100541
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はじめに
在院日数の短縮に伴い,退院後の療養支援の重要性が増している.患者支援にあたっては,病棟と外来との連携はもちろん,外来と在宅,または他施設との連携・継続ケアが求められている.これらをうまくコーディネートし,必要なケアをマネジメントするという外来看護の役割は,近年急速に拡大した.このため,外来の看護師は,専門職としてさらなる知識と技術の向上が求められている.
本稿では,「ストーマ外来」専任看護師としての筆者の8年間の経験を振り返り,活動の実際を通して,看護師の役割について再考する.
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