特集 根拠あるケアで患者の苦痛を減らすために 手術の疑問を解決します
コラム 手術看護分野認定看護師の誕生
西田 文子
1
1東京女子医科大学認定看護教育センター
pp.697
発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100336
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●他の看護師,医療職との連携のための手術看護分野認定看護師の役割
手術看護分野認定看護師の役割は,手術看護分野において①個人・家族または集団に対して熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する,②看護実践を通して看護職者に対し指導を行なう,③看護職者に対しコンサルテーションを行なう,という3つである.
当センターは,平成16年10月から,倫理的判断力と論理的思考能力をもち科学的根拠に基づく看護を実践できる認定看護師の育成をめざして教育を行なっている.平成17年8月には,日本看護協会の認定審査を経て30名の手術看護認定看護師が誕生し,その専門性の発揮が期待されている.
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