特集 10年を迎えた認定看護師教育
大学の看護学部に位置づけた認定看護師教育―東京女子医科大学看護学部認定看護師教育センター
尾岸 恵三子
1
,
西田 文子
1
,
斉藤 しのぶ
1
,
大本 陽子
2
,
小川 典子
3
,
永井 美裕貴
4
,
山口 伸子
5
1東京女子医科大学看護学部認定看護師教育センター
2日本生命済生会付属日生病院
3東京女子医科大学病院
4甲南病院
5慶應義塾大学病院
pp.760-765
発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100125
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
教育環境に特徴あり
尾岸恵三子
東京女子医科大学看護学部認定看護師教育センター(以下,当センター)における透析看護分野,手術看護分野の認定看護師の教育は,日本看護協会の要請を受け,日本腎不全看護学会,日本手術看護学会の要望に応え,2004年10月に開講しました。認定看護師教育センターの設置主体を大学の看護学部に位置づけたのは,日本で初めてのことです。
本学では,2002年より大学院看護学研究科博士前期課程において専門看護師の教育をスタートさせており,これに加えてこのたびの認定看護師教育の開講は,より積極的に看護現場における看護ケアの広がりと看護の質の向上を図ることを可能にする大学として,直接的な社会貢献を果たす役割を推進することになります。
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.