特集 がんばれ中堅助産婦
[座談会]調査結果をどう読みとるか
平澤 美恵子
1
,
松岡 恵
2
,
熊沢 美奈好
3
1日本赤十字看護大学
2東京医科歯科大学保健衛生学科
3神奈川県衛生看護専門学校附属病院
pp.29-35
発行日 1996年1月25日
Published Date 1996/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903391
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平澤 まず最初に「施設における中堅助産婦の業務に関する調査」(本誌21頁参照)を実施するに至った経緯を簡単に説明させていただきます。
わたしたちは,助産婦の卒後教育のあり方について経年的に検討してまいりました。最初は卒後1年目の助産婦を対象に,ケア能力の修得状況に関連する因子を分析しました。そしてその後は,3校の助産婦学校の卒業生で卒後1年目から5年目になる方たちを縦断的に追跡し,ケア能力の修得状況や達成課題などを分析いたしました。
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