特集 明日の母子ケアをみつめて
これからの出産と助産婦をめぐって
南野 知恵子
1
1日本赤十字社看護大学
pp.1013-1020
発行日 1990年12月25日
Published Date 1990/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903259
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1.助産婦──今をみつめて
これからの出産のありかたと助産婦の役割を考えるにあたり,女性の生き方と出産,それをとりまく助産婦の役割をふり返り,現状をみつめながら,明日への展望につなげてみたい。
Midwife(助産婦)とは,“with wife──婦人と共にいる人”という意味をもち,すでに旧約聖書の中にその名称が見られ,活動も述べられている。人類の歴史と共に長い道のりを歩いてきているわけである。
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