特別寄稿
4年制大学における分娩介助実習の効果的な教授法の検討—実習状況および実習到達度の分析から
常盤 洋子
1
,
今関 節子
1
1群馬大学医学部保健学科母子看護学講座
pp.507-513
発行日 2002年6月25日
Published Date 2002/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902897
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はじめに
看護教育の大学化に伴い,ここ数年,短期大学の専攻科や助産婦学校の閉鎖が相次ぎ,助産婦養成数の減少が懸念されている1)。一方,大学新設の増加により,大学における助産婦教育のあり方を検討することは,今,必須であるとも言える。
現在,大学教育における助産実習では,過密スケジュール,ゆとりのない教育による学生の不適応感等が指摘され,分娩介助実習の質や介助例数の問題が浮上している2〜4)。
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