特別企画 助産婦の専門性を高める助産計画
研究・調査・報告
助産論教授学習課程の検討—助産計画と分娩介助法の学内実習指導展開
豊島 豊子
1
,
宮本 政子
2
,
大城 弘子
3
1日本赤十字武蔵野女子短期大学
2香川県立中央病院
3沖繩県立那覇看護学校
pp.786-805
発行日 1978年12月25日
Published Date 1978/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205477
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1.はじめに
助産婦学校のカリキュラムは,昭和46年に母子保健学という学問体系の確立を志向して改正され,現在に至っている。
助産婦学校の多くは,助産婦教育研究会から出されている助産婦教育課程1)に基づいて,カリキュラムを展開しており,大半の学校では機関GIOイ)(一般教育目標)と科目 GIOとの関連を明確にしないまま,科目 GIO,単位 GIO,単位 SBOウ)(個別行動目標)を含めて,担当教師に任されているのが現状である。このような状況の中で私たちはつねづね,全学生の科目 GIO達成には,より適確な教授案の作成が試みられなければならないと考えていた。
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