特集 ピル解禁.避妊法のエキスパートになろう
リプロダクティブ・ヘルスに果たす助産婦の役割
鈴木 幸子
1
1埼玉県立大学短期大学部専攻科助産学専攻
pp.931-935
発行日 1999年11月25日
Published Date 1999/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902280
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本年9月,ようやくわが国でも低用量ピルが発売された。このことは避妊方法に確実性の高い,新たな選択肢が加わったばかりでなく,女性の人生にとって重要な事項(子どもを産むか産まないか,いつ産むか,何人産むかということ)を自分の意思と責任で決める姿勢においても重要な意味を持っている。こうした状況を受けとめて,女性のQOLを支援する看護職としての助産婦に求められる役割について述べてみたい。
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