特集 助産診断名の開発(Ⅰ)
「助産診断」取り組みの経過—これまでのプロセスと現況
齋藤 益子
1
1東邦大学医療短期大学専攻科
pp.645-651
発行日 1999年8月25日
Published Date 1999/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902220
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
「助産診断」に開しては,近年,助産婦教育関係者はもちろんのこと,臨床のなかでも少しずつ関心がもたれてきている。
今回,助産婦雑誌で「助産診断名の開発(Ⅰ)」というテーマで特集が組まれるにあたり,これまでの助産診断への取り組みのプロセスと現況をまとめることになった。これは,筆者が「都内及び近県助産婦教育機関教務主任会」(以下教務主任会と略)のメンバーで,かつ「日本助産診断・実践研究会」のメンバーであることから依頼されたものであり,諸先輩に対して大変僭越ではあるが,両研究会の現況がわかる立場としてあえて引き受けたことをご了解いただきたい。
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.