連載 いのちの響き・7
おっぱいの匂い
宮崎 雅子
pp.548
発行日 1999年7月25日
Published Date 1999/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902197
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たった今,生まれたばかりの赤ちゃんが母の胸にぴたりと肌を合わせて世界の音と母の鼓動を聞いている.
父は目を潤ませながら,我が子の顔をじっとのぞき込む。愛らしい口元が,母の乳首に到達しようとしている.
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