特集 NST
NSTを受ける妊婦の看護
鈴木 和枝
1
,
河野 さおり
1
,
荒木 純子
1
,
満田 靖子
1
1宮崎医科大学医学部附属病院産婦人科棟
pp.729-731
発行日 1995年9月25日
Published Date 1995/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901316
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はじめに
「胎児が健康かどうか」は妊娠から出産を迎える女性にとってはもちろん,医療従事者にとっても最大の関心事である。国際助産婦連盟(ICM)も,「2000年までにすべての人々に安全な出産を」と提唱している。従って,母児の安全を目指す周産期医療において,子どもの健康状態を把握しつつ,分娩を安全に管理することが大切となる。子宮内での胎児のwell beingを推測する手段として,NSTは安全かつ簡便であり,広く臨床の場で用いられている。
そこで,NST実施時のポイントと注意点について,看護の視点から述べる。
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