特集 胎児モニタリングwith Corona
NST
佐久間 淳也
1
,
長崎 澄人
,
鷹野 真由実
,
中田 雅彦
1東邦大学 医学部産科婦人科学講座
キーワード:
胎児心拍陣痛図
,
徐脈
,
妊娠合併症-感染性
,
頻拍
,
COVID-19
Keyword:
Bradycardia
,
Cardiotocography
,
Pregnancy Complications, Infectious
,
COVID-19
,
Tachycardia
pp.559-563
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021205822
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胎児心拍数は交感神経および副交感神経による遠心性支配を受ける。non stress test(NST)は、侵襲がなく簡便に行えることから広く用いられている。NSTで胎児状態が良好と判断される場合は、その信頼度は高い。現在新型コロナウイルスの流行により、母体感染症例を疑う症例の取り扱いが議論されている。本稿では、新型コロナウイルスの流行を念頭にNSTの方法と解釈について説明する。
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