連載 とらうべ
家族再生のために
林 郁
pp.177
発行日 1994年3月25日
Published Date 1994/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900974
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さまざまな生老病死,わが苦楽をかえりみるにつけ,個人と家族,ひとりを生きながら,人と共に生きる道,家族の変化・成長を考えます。
わたしは母子家庭の末っ子で,病弱な子でしたから,母や姉,同居の他人やご近所,看護婦さんなどたくさんの人に育てられました。外でいじめられても家に逃げ帰ると安心,という感じでした。それで今でも「家庭は避難所」「血縁でなくても助っ人が家族」だと考えています。
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