今月の話題
いつまでも熱い思いをもちつづけたい—「国際助産婦の日」記念講演会に参加して
小林 真由美
1
1京都府立医科大学附属看護専門学校助産学科
pp.751-752
発行日 1991年8月25日
Published Date 1991/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900395
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「国際助産婦の日」の行なわれる会場に着いて,まず,私は助産婦の手でこのような講演会が企画され,そして多くの助産婦や学生が参加していることは,とても素晴らしいことだと感じました。同じ仕事をしている人たちが集まるということは,とても意味のあることです。この講演会に参加した人々は勉強のため,自己啓発のため,また視野を広げるためと様々な目的があると思いますが,一人一人の助産婦が自分も一人の助産婦であることを自覚し,よい仕事をするために積極的に参加すべきだと思いました。
そして,今回の集会の中でも盛んに言われていましたが,今,私ができることは何だろう,と考える必要を痛感させられました。私自身,これから看護婦として,また将来助産婦として,何ができるだろう……。小さな存在かもしれないけれど,一人のプロとして,自分の仕事に責任をもち,他人事ではなくて自分は何ができるだろうと考えること,そしてそれを実行していくことが本当に重要で,世の中からも期待されていることなんだと思いました。私も一人の助産婦になろうとしている。そして私にも何かできることがあると確信でき,これは今後,助産の学びを続けていく上で大きな励みになりました。
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