特別記事
神戸で開催しました!「国際助産婦の日」
小森 香織
pp.662-667
発行日 1995年8月25日
Published Date 1995/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901301
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JOINING HANDS
5月5日の神戸元町。ここは阪神大震災の被害の中心地だ。前日の雨も上がった五月晴れのもと国際助産婦の日のイベント会場の兵庫県学校厚生会館には,さまざまな立場の助産婦,保健婦,看護婦,産科・小児科・内科の医師,心理カウンセラー,写真家,編集者,協賛グループの女性達,そして一般の家族連れがつめかけ,朝からにぎわいをみせた。オープニングには,TV局2社の取材陣も加わり,華やかに幕を明けた。
阪神大震災で神戸は全国の助産婦からも関心を寄せていただいた。昨年JIMONを中心に東京で開催した「国際助産婦の日」をぜひ神戸で開きたいと考えるようになった。そう強く思った15人が実行委員になった。時間もない,お金もない。場所もない。交通手段もない。情熱だけがあった。
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