連載 アメリカ母子保健活動の金字塔・9
メアリー・ブレッキンリッジとフロンティア・ナーシング・サービス
小玉 香津子
1
,
尾田 葉子
2
,
Nancy Dammann
1神奈川県立衛生短期大学
2日本看護協会
pp.242-245
発行日 1990年3月25日
Published Date 1990/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900051
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Ⅹ.ウエンドーバーの本部
◆本部の人びと
レスリー郡には職業訓練学校がなく,秘書や会計事務員はよその土地から採用していた。ウエンドーバーのフロンティア・ナーシング・サービス(FNS)の本部は,こうした職員の宿舎でもあった。
3階建てのログキャビン「ビッグハウス」(連載第3回,43巻6号参照)は,ウエンドーバーの社会生活の中心であった。ここには,大きな厨房と食堂,居間,事務所や郵便局,客室,そしてミセス・ブレッキンリッジの居室があった。
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