連載 助産婦職能の変遷を探る・16
ドイツでの体験を妊産婦行政にいかした瀬木氏
大林 道子
1
1東京女子大学短期大学部
pp.812-818
発行日 1986年9月25日
Published Date 1986/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206963
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瀬木氏のナチスドイツ印象
瀬木三雄氏は,ドイツから帰国直後の1939(昭和14)年9月,"戦前の独逸"という随筆を東大医学部産婦人科付属助産婦復習科の同窓会機関誌「櫻蔭」に発表している。
氏は,8月10日に日本に帰国しているが,その直後1939年9月1日,ドイツがポーランドに侵入するにおよんで,ついに第二次世界大戦が始まった。
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