連載 産科臨床検査の実際・12
切迫流産の検査法
石井 明治
1
1聖マリァンナ医科大学産婦人科
pp.1011-1014
発行日 1985年12月25日
Published Date 1985/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206772
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総妊娠数の約10%は流産に終わるといわれるように.流産は外来診察の際,かなりの高頻度で見受けられる.流産の原因や治療についてはこれまで多数の報告がみられるが,現在のところ,流量に関する問題がすべて解決されたとはいいきれない.それでも,内分泌検査やME機器の導入により,流産の診断および治療が著しい発展をみたことは事実である.
今回は妊娠初期超音波断層像を中心に産産について検討してみる.
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